「日本語で発注!グローバルソーシングのメリットとは?」~海外の優秀なリソースに気楽に発注できるクラウドソーシング〜

ここ数年、日本でも従来の企業への外注ではなく、フリーランスの集合体(クラウド)に対して仕事を発注するクラウドソーシングが増えてきました。そして、コスト面や利便性から、さらにこの業態での受発注の流れは増えると見られています。今回、クラウドソーシングの大まかな流れをご紹介した後、グローバルに仕事をクラウドソースできるConyacについてご紹介します。

クラウドソーシングのワークフロー

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まず実際にクラウドソーシングがどういった流れで行われているか簡単にご紹介します。基本的には通常の外注と同じなのですが、
1. アウトソースしたい仕事、タスクの提示
2. それに対するアウトソーサー(クラウド)からの提案
3. 条件にあった提案に対する契約
4. 納品
5. 検収・支払い
となります。
通常の企業への外注と大きく違う部分は2の提案で、従来であれば相見積もりだったのが、複数(多い場合は数十、数百)の提案を受け取る可能性があるという事です。
クラウドソーシングのメリットはいくつかあるのですが、コストの削減ができる点が一番大きいと思います。企業ではなくフリーランスに対して仕事を直接依頼することができるため、値段の交渉ができるだけでなく、複数の提案から希望の条件(金額、納期、柔軟性など)にあった外注先を探すことができます。

一方、デメリットがないわけではなく、例えばアウトソース先によって、品質のばらつきや情報のセキュリティなどに不安が残る場合もあります。このようなデメリットを解決するため、各クラウドソーシング事業者は色々な解決策を講じています。

Conyac(コニャック)とは

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少し前置きが長くなりましたが、現在、Web製作、デザインなどからプロモーションやアプリのバグチェックまで様々な分野でクラウドソーシングが使われています。
弊社が提供しているConyacは、 その中でも翻訳に特化したクラウドソーシングサービスとして2009年にスタートしました。従来の翻訳会社との違いはオンライン上で、見積もり発注から納品まで一貫して行う点です。人が行っていた見積もりなどを極力システムにより自動化することにより、提供する価格を市場価格3〜5分の1にまで減らす事に成功しています。

仕事を行うバイリンガルの登録数は2015年3月現在45,000人を突破し、世界100カ国以上から集まってきています。セキュリティ対策として、登録バイリンガルとNDA(機密保持契約)を結び、ID(氏名、年齢、現住所など)をアップロードしてもらい、一人一人認証した上で仕事を行っております。

また品質向上のため、バイリンガル同士の相互評価システムを導入しているほか、レベルを数段階に分け、企業からの依頼に対してはレベルテストを通過したバイリンガルのみが仕事を受けられるような仕組みも導入しています。

Conyacが提供するグローバルソーシング

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翻訳のクラウドソーシングとしてスタートしたConyacですが、2015年2月より翻訳以外の仕事も依頼できるConyac Marketというサービスをスタートしました。世界中からの登録があるので、例えば、インドネシア在住の人に現地でどういったウェブサービスが流行っているかリサーチをお願いするなど、その地域に住んでいないと分からない事などを聞いたりすることができます。

また、もちろんクラウドソーサーはバイリンガルのため、現地語でなく日本語や英語で依頼することが可能です。

海外進出やローカライズ、多言語化を行う場合、翻訳は一部分でしかありません。
実際に海外進出する際、リスクを減らすため、その事業がターゲットとしている地域で受け入れられるかを、事前に現地調査する必要があります。もちろん現地に実際に赴き調べるというのが確実ですが、コストがそこまでかけられない場合、一か八かとりあえずプロダクトをローカライズして出してみるケースも少なくありません。そこでConyacに登録しているバイリンガルに簡単にリサーチを依頼することにより、より確実に海外展開の成功角度を上げることができます。

現在、Conyac Marketでは現地調査、リサーチ、多言語でのコピーライティング、記事作成、ローカライズ後のバグチェックなど様々なご依頼をいただいております。

必要なリソースを必要な時に必要な分だけアクセスできるという所が、クラウドソーシングの強みです。最初から人を採用しコストをかけて事業を進めるのではなく、大きなリスクを取らずにすぐに事業を進めることができるので、スモールスタートで海外展開を行いたい企業や、クライアントからのより幅広い要望に応えたい開発会社や翻訳会社にもご利用していただきたいと思います。

おわり