短期間でスマートフォンアプリをリリース!事業領域拡大へと繋がる!

不動産会社やモデルルーム・モデルハウスへ来場すると、ポイントがつくスマートフォンアプリ『HOME’Sチェックイン』をリリース。限られた時間でプロジェクトを成功させた秘訣、それは「新しいことにチャレンジしたい」という両社の熱い想いだった。

イメージhttp://www.homes.co.jp/

株式会社ネクスト
HOME’S 事業本部 プロダクト開発部 部長
花多山和志 様

業種:不動産情報サービス事業

依頼:スマートフォン用アプリの開発

不動産会社やモデルルーム・モデルハウスへ来場すると、ポイントがつくスマートフォンアプリ『HOME’Sチェックイン』をキャンペーン企画としてリリースすることを決めたが、不動産業界の繁忙期が始まるまでの短期間で、完成させることができる制作会社を探していた。

  • 課題

    時間がない中でハイクオリティーなアプリに仕上げるために、「コミュニケーション」「新しい技術の学習(インフォサウンド)」「アプリ申請」を効率的に進め、時間的コストを削減することが不可欠であった。
  • アプローチ

    チャットワークやタスクリストの共有など、オンライン上でのコミュニケーションツールをフル活用するとともに、週1度の定例会議で進捗や課題の認識を共有。コミュニケーションコストを削減した。また本アプリに必須な技術の学習や、iOSの申請など、どうしても時間を要する作業を先行して行い、考えうるすべての効率化を徹底した。
  • 結果

    実質3カ月の制作・テストという短期間で、お客様のご要望通り不動産業界の繁忙期である1月中にアプリ(iOS版/Android版)のリリース。今後の可能性を広げるプロジェクトとして、社内外に評価された。

お客様インタビュー

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企業の新しい可能性を広げるビッグプロジェクトに挑戦

不動産の購入やお引越しを検討しているお客様が、不動産会社やモデルルーム・モデルハウスに来場すると、自動的に楽天スーパーポイントがたまるというのが、今回リリースした『HOME’S チェックイン』というスマートフォン用アプリです。現地に備え付けの機器から発せられる音波信号を、お客様が立ち上げたアプリで読み取る「インフォサウンド」という新しい技術を使用し、ポイントが加算されるという仕組みなのですが、これは弊社にとって単なる新サービスということ以上に、重要な意味合いをもつプロジェクトでした。

これまで弊社では、HOME’SというWEBサイトを通じて、不動産会社様へエンドユーザーを送客するネット上での事業モデルを展開してきました。そこから一歩前進し、不動産会社の店舗やモデルルームなど、オフラインでの顧客接点をサポートし、可視化する。その第一歩が『HOME’S チェックイン』。いわば弊社の事業領域拡大の可能性を探るプロジェクトなのです。

このキャンペーン企画は10月にスタートしましたが、その中核を担うアプリのリリースは不動産業界が活気づく、1月の早い段階でリリースすることが最重要課題でした。アプリの申請などの時間を考えると、実質的な作業は3カ月程度で完了させなければなりません。ましてや今回は音波信号をアプリで読み取るという、新しい技術を盛り込む必要もあります。正直、「これは時間的に無理!」と思ったこともありましたね(笑)。
弊社は社内の開発チームが制作を行うのが基本ですが、この難題に立ち向かうために、今回初めて外部の力も借りようということになったのです。

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一緒に挑戦しようというポジティブな姿勢がうれしかった

早速、いろいろな制作会社に声をかけてみました。しかし、私たちの話を前向きに捉えてくれる会社は多くありませんでした。もちろん一番の理由は、リリースまでの時間がタイトなこと。「この期限ではAndroid版とiOS版の両方を納めることができない」という回答が多かったですね。
そんな中アクシスモーションさんは、時間的・技術的に高度な要求であることを知った上で、このプロジェクトにかける私たちの気持ちをくんでくれた。スキルの高さもさることながら、一緒に挑戦しようというポジティブな姿勢が、想いや苦労を共有できるパートナーとしてアクシスモーションさんを選んだ決め手です。

その時点ですでに11月に入っていましたので、制作期間はより厳しい状況になっていました。1カ月で作り、残りの時間でテスト・調整を行わなければなりません。
しかも音波信号を認識するシステムは、まったく知見のないもの。現在約6000台の機器を不動産会社様、モデルハウス・ルーム等に配布してサービスを行っていますが、このシステムをここまで大規模に展開している例は過去にないそうです。開発の過程では予期せぬ問題も発生しました。
時間的な制約、今まで使ったことのないデバイス、オフラインで展開する初めての施策…。すべての面でチャレンジともいえるこの課題に取り組むには、なにより密で円滑なコミュニケーションが大切です。チャットワークを多用し、タスクリストを共有するなど、漏れのない情報交換を徹底。さらに週1回の定例会議で進捗や課題を確認し、一つひとつハードルをクリアしていきました。

苦労の甲斐あって、無事に予定通りリリースが完了しましたが、振り返ってみれば充実した制作期間だったと思います。0から1を生む事業は、弊社でもそれほど多くはありません。とても大変でしたが、新しい価値を創造した意義のあるプロジェクトになりました。終わってみて感慨深いですね。

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このアプリから広がる、不動産×ITの新たなチャレンジ

このアプリを使ったキャンペーンによって、エンドユーザーが不動産購入の現場に足を運ぶ機会を広げることはできたと思います。また社内的にも、弊社の情報による来場者数を定量化するツールの一つとして、営業的な価値が高いものになりました。
それが認められて、3月で終了予定だったキャンペーンは、しばらく延長される見通しです。最初に狙っていた、“これからの可能性を広げるプロジェクト”に近づいている実感はあります。

しかしこれで満足している訳ではありません。今後エンドユーザーはもちろん、協力してくれる不動産会社様にも、もっと大きなメリットを感じてもらえるツールに発展させていきたい。来場してくれた方が成約に至るまでの流れをつくるような、確度の高いデータが提供できればと考えています。そこまでできて、初めて完成と言えるかなと(笑)。

さらには、WEBサイトやスマートフォンアプリ以外のデバイスを使ったキャンペーンも手掛けてみたいです。家を探す人の中には、ITリテラシーが低い方もいるはず。そんな層にもリーチできる、直感に訴えるような新しいハードウェアにも挑戦していきたいですね。
このアプリの誕生により、また新しいチャレンジがスタートしますが、アクシスモーションさんには今後も「困ったときの最終兵器」として(笑)、良い関係でいてほしいなと思います。


この案件の担当:
アクシスモーション株式会社 西口氏より

お客様との密な関係が築けたこと、
それが成功の決め手でした。

今回のアプリ制作は、私たちにとっても非常に価値のあるお仕事になりました。短い納期、これまで扱ったことのない技術……と、確かに大変な案件ではありましたが、「新しいことにチャレンジしてみよう」という社内文化があるので、お話をいただいたときから、前向きに取り組むことができたのだと思います。
一番心がけたのは、コミュニケーョンにかかる時間的ロスの削減。私たちは外部の手を使わず、すべて社内で作業を進めているので、情報のやりとりはスムーズに行うことができました。
また、ネクスト様とは疑問があったらいつでも聞くことができる密な関係性を築けたこと、最初の段階で仕様書やデザインの方向性をきっちり決めていただいたことが、このプロジェクトを円滑に進められた要因だと思います。作るべきものの方向性をはっきりと固めていただいたおかげで、私たちはそれをいかに高いクオリティーで完成させるかに注力することができました。
ネクスト様の画期的な新サービスを、世の中に発表する機会をいただけたことに感謝しています。